2015年07月22日

保育所職員職種別研修(保健会)耳鼻咽喉科講演会

保育所職員職種別研修(保健会)耳鼻咽喉科講演会

本日、習志野市内の幼稚園、保育園に勤務されている
保健師、看護師の皆さんに習志野市役所にお集まり頂き、
乳児、小児が罹患しやすい耳鼻咽喉科疾患についての
講演を行わせて頂きました。

事前にお寄せ頂いた質問で、
保育師、看護師の皆さんが勤務中に特に気にされている、
繰り返す中耳炎、継続する鼻汁、鼻出血、お昼寝時のいびきなどの
ご質問にお答えしていくような形式を中心に講演を進めました。

講演終了後もたくさんの熱心なご質問を多数頂き、
大変活気に満ちた講演でした。

反復する急性中耳炎に対しては、集団保育自体が
そのリスク要因になっていまいますが、
その他のリスクとして
鼻副鼻腔炎、低年齢、非母乳栄養、受動喫煙、おしゃぶり
などがあること、
中耳炎予防のための奨励事項として
ワクチン接種、漢方薬の使用などがあることに関しても
ご説明させて頂きました。

保健師さん達のお話をお伺いすると、
保健師さんから見ても明らかに耳鼻科受診が必要な
状態であるのに、
親御様のご都合でなかなか耳鼻科受診にまで
結びつかないケースも多くあるようです。
その場合の親御様に行うべきアドバイスなどについても
ご説明させて頂きました。

保育所に勤務されている保健師さん、看護師さんを通じて、
治療の必要なお子様が
適切にクリニックに受診される機会が増え、
将来的な病気の予防に結びつけることができれば
この上ない事と思います。

保育所講演会.jpg


奏の杜耳鼻咽喉科クリニック〜津田沼・船橋・習志野の耳鼻咽喉科・小児耳鼻咽喉科・睡眠時無呼吸症候群〜
posted by 奏の杜耳鼻咽喉科クリニック at 18:50 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月15日

CPAP療法士資格認定講座

7月11日(土)〜12日(日)の日程でクリニックの臨時休診を頂き、
スタッフ総出で「CPAP療法士資格認定講座」に参加して参りました。

今回の講習会参加はスタッフに義務化させたものではなかったのですが、
参加希望者を募ったところ、
すべてのスタッフが参加希望を申し出てくれ、
院長としてはスタッフの皆さんのやる気にとてもうれしく思いました(*^^*)

当院では数ある睡眠時無呼吸症候群の治療法の中から
CPAP療法を選択された患者様には月に一度の再診をお願いしており、
CPAPの使用状況や無呼吸の管理を行わせて頂いております。

重症睡眠時無呼吸症候群の患者様には、
CPAPほどの奏効率が得られる治療法が他にないのが現状であり、
まずCPAP療法が第一選択の治療法となることが多くあります。

CPAPを導入すれば治療が一段落ではなく、
CPAPを導入した後にも、無呼吸指数の改善が思わしくない、
長時間の使用が難しい、マスクフィッティングがうまくいかない、
眠気が取れない、などなど、
導入後にも注意していかなければならない問題があります。

CPAP導入後のそういった問題は
これまで私一人で解決してきた部分がありましたが、
今回クリニックのスタッフ全員に講習会を受けていただいたことで、
患者様へのよりきめの細かいCPAP導入後のケアを
スタッフからもさせて頂くことができるようになるのではと思います。

これからもまたスタッフの総力を合わせ、
CPAP患者さんへのより安心できるフォローアップ体制を組んでいければと思います。

CPAP講習会2.jpg


奏の杜耳鼻咽喉科クリニック〜津田沼・船橋・習志野の耳鼻咽喉科・小児耳鼻咽喉科・睡眠時無呼吸症候群〜
posted by 奏の杜耳鼻咽喉科クリニック at 17:51 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月02日

第40回睡眠学会参加

クリニックのお休みを頂いて、
宇都宮市で開催された
第40回日本睡眠学会定期学術集会に参加して参りました。

学会でも議論がありましたが、
現在小児の睡眠時無呼吸症候群の診断基準はまだ完全に確立しておらず、
それと同時に、「どれくらい重症なこどもに対して手術を行うか」
という基準も判断の難しい問題となっています。
明らかに正常、明らかに重症な小児の場合、治療方針は定まりやすいですが、
その中間に位置する場合の手術判断は難しくなります。

重症度を明確にするため、終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG)を
施行すれば、その子供の重症度がかなり明確になり、
手術を含めた治療方針をたてやすくなります。
しかし、現在国内で小児に行われるPSG検査の症例数は
成人の実施例と比較すると1/20にすぎず、
検査の機会自体を得るのも難しい状態です。
また検査にこだわりすぎると、
大切な手術時期を逸してしまう可能性もあります。

ではどうすれば良いでしょうか?
これは以前より行われていた方法でもありますが、
お子様の睡眠時の様子をビデオで親御様に撮影して頂き、
その様子を主治医に診せて、
その睡眠状態が経過観察で良いものか、
手術が必要な程度の物であるかを判断するというものです。

親御様から見ると、少しのいびきもそれが様子見でよいものか、
しっかりとした治療を要する状態のものなのか、
判断に迷うところと思います。

当院でもビデオを用いたお子様の無呼吸の重症度判定を行っております。
もちろんその前には詳細な問診や診察、鼻炎治療の
先行が必要ですが、
お子様のいびきに関しましても
当院でご相談頂けましたらと思います。

第40回.bmp



奏の杜耳鼻咽喉科クリニック〜津田沼・船橋・習志野の耳鼻咽喉科・小児耳鼻咽喉科・睡眠時無呼吸症候群〜
posted by 奏の杜耳鼻咽喉科クリニック at 00:00 | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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